なぜかいつもターゲットにされてしまうあなたへ。“攻撃されやすい人”の心にある3つの共通点

2025年7月10日2025年7月11日

なぜかいつも私ばかり…と感じるあなたへ

「また私がターゲットにされた」
「なぜかいつも人の怒りやイライラの矛先になる」

そんなふうに、職場・家庭・人間関係の中で
“なぜか自分ばかりが傷ついてしまう”と感じたことはありませんか？

あなたが特別悪いわけでも、
我慢が足りないわけでもありません。

でもその背景には、「心の中にある“無意識のクセ”」が関係しているかもしれません。

今回は、「なぜか攻撃されやすい」「いつも損な役回りになる」と感じる人の、内側にある共通点を3つご紹介しながら、そこから抜け出すヒントをお伝えしていきます。

NOと言えない。相手を優先してしまう

ターゲットにされやすい人の多くが、
「嫌われたくない」「波風を立てたくない」という気持ちから、つい自分の本音よりも相手の気持ちを優先してしまう傾向があります。

私自身も、昔はこの傾向が強かったように思います。

正確に言えば、「NOと言えなかった」というよりも、

「NOを言うことに気づけなかった」という感じです。同僚から「誰かのために動きすぎだよ」「もっと楽にすれば」と言われても、

「誰かのために動くのはあたりまえ」
「なぜそれが分からないの？皆もそうすべきだ」とまで思っていました。

それは、「役に立つべきだ」と、無意識のうちに信じ込んでいたからです。

でもある時、ふと——なんだか、いつも人のために動いて疲れていることに気づきました。

もしかしたら、あなたも「NOと言えない」のではなく、「人のために動くことが前提になっていて、自分の心の声に気づけていない」だけかもしれません。

一度、心に手をあてて振り返ってみてください。「私は、今、誰のために動こうとしているのかな？」と。

そのやさしさが裏目に出て、
「言いやすい人」「断られない人」として見られてしまうことが、ターゲットにされやすくなる一因になるのです。

自分を責めるクセがある

なにか起きたとき、「私が悪かったのかも」と
つい自分のせいにしていませんか？

本当は相手の問題なのに、自分を責めてしまう人は、無意識に“攻撃される側”のポジションを引き受けてしまいやすいのです。

人との境界線がゆるいとその傾向が強くなります。一度、境界線をチェックしてみて下さい。
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子どもの頃に“我慢”や“いい子”を求められてきた

小さい頃、

そんな経験はありませんか？

それはあなたのせいではなく、
子ども時代の環境が「私は我慢すべき存在だ」という思い込みを育ててしまったのです。

ターゲットにされやすい背景には、
インナーチャイルド（内なる傷ついた子ども）が隠れていることがあります。

「私は迷惑な存在だ」

「がんばらないと認められない」

「いい子でいなければ愛されない」

そう信じてきた“過去のあなた”が、今のあなたの感じ方や振る舞いを握っているのかもしれません。

でも、大人になった今、
もうその思い込みに従わなくてもいいのです。