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断れずに引き受けてしまう
相手の機嫌をうかがってしまう
嫌なことをされても「私が悪かったかも」と思ってしまう
「相手が変わってくれたらいいのに」と苦しくなる
そんなふうに、いつも人間関係でモヤモヤしたり、疲れたりしていませんか?
そのしんどさの背景にあるのは、「心の境界線」が曖昧になっているのかもしれません。
心の境界線とは、 「どこまでが自分で、どこからが相手か」という“心の領域”のこと。
その領域を決める基準となるのが、「課題の分離」(アドラー心理学)という考え方です。
それが曖昧だと、他人の責任や課題まで背負ってしまい、苦しくなってしまいます。
どのような考えかを知ることで、人との距離の取り方のコツが掴めるかもしれません。
アドラー心理学では、こう考えます。
・自分の課題=自分でコントロールできること。
・相手の課題=自分ではコントロールできないこと。
たとえば、
上司が不機嫌 → 機嫌をどう保つかは「上司の課題」(自分ではコントロールできないこと)
不機嫌な上司には、上司の事情があります。
仕事のプレッシャー、家庭の問題、体調、ストレス…。
どれも、あなたが背負う必要のない“相手の課題”です。
あなたが気を使っても、
上司が機嫌を直すかどうかは上司の選択。
つまり、“コントロールできない領域”なんです。
でも私たちはつい、「相手の課題」にまで踏み込んでしまいます。
「嫌われないようにしなきゃ」
「あの人をイライラさせないようにしよう」
「あの人が変わってくれたら、私は楽になるのに」
そうやって、本来自分の手には負えない“他人の課題”を背負い込んでいる状態が、人間関係をしんどくしている一つの原因です。
―具体的な「心の境界線を引き方」―
<例>朝から上司が不機嫌で話しかけにくい場合
1️⃣ 事実と感情を分ける
「上司が不機嫌」=事実。
「自分が責められている気がする」=感情。
この2つを切り離すだけでも、巻き込まれにくくなります。
2️⃣ 必要以上に解釈しない
「きっと怒ってる」「嫌われたかも」などの想像を止めて、
今できる仕事に集中する。もしくは、その場から一度離れる。
3️⃣ “感じている自分”を責めない
怖い、緊張する、嫌だ…そう感じるのは自然なこと。
その感情を「ダメ」と否定せず、「あんなに不機嫌だと怖いと思っちゃうよね」と認めてあげましょう。
あなたの課題は、ただひとつ——
「自分の本音に正直になること」「自分を大切にすること」だけなのです。
私も昔は、
客先で嫌なことがあったといって職場に帰ってきた上司の機嫌が悪いと、私は無意識にその空気を何とかしようと、できるだけ関りたくない上司なのに、冗談を言ったり機嫌を取ったりしていました。
しかし、
上司の機嫌は「上司の問題」であって、
私がどうにかできるものではありません。
もし、どうしてもその空気がしんどければ、
席を外せばいいし、必要以上に気を遣う必要はないのです。
迷った時には、これは自分でコントロール可能な事なのか?を振返ってみて下さい。
それを知るだけでも、心がふっと軽くなることが増えていきます。
「そうはいっても、相手に嫌われるのが怖い」
「断ったら嫌な顔されるし…」
そう感じるのは、ごく自然なことです。
そしてそれは、幼い頃に育まれた“思い込み”が関係していることも多いのです。
子ども時代に次のような環境で育つと、
人との境界線を自然に学ぶことができないため、人との境界線が掴みにくくなります。
・親が過干渉で、何でも親の言う通りにしないと不機嫌だった
・家業などで両親が忙しく、「いい子」でいないといけない雰囲気があった
・子どもの頃から親の愚痴を聞かされていた
・ほぼ一方的に話をされ、気持ちを聞いてもらえなかった
このような状況では、
「自分の気持ちより、相手の機嫌を優先する」という生き方を
知らず知らずのうちに身につけてしまいます。
境界線を引くことは、
“冷たいこと”でも“わがまま”でもありません。
それは、自分と他人を区別し、安心して関われるようになるための力です。
まずは、あなた自身の中にある
「本当はどうしたい?」「今、何を感じている?」という
小さな声を聴くことから始めてみてください。
それが、インナーチャイルドを癒し、
健やかな境界線を取り戻す最初の一歩です。
インナーチャイルドセラピーでは、
悩みの背景にある「思い込み」や「心の境界線の曖昧さ」を一緒にやさしく見つめていきます。
徐々に境界線を引けるようになっていきますよ。