承認欲求が止まらない理由とは?マズローの5段階とインナーチャイルドで心の満たされなさを読み解く

芽

相談にこられる方に、仕事に全力を注いでいる方も多くいらっしゃいます。

それが悪いわけではありません、それだけ知識や技能も身についているかもしれませんし、中には専門性を磨いている人もいたりと、良い面も沢山あると思います。

かつての私も、頑張って仕事で認められるために、多少疲れても、嫌だなと思っても人の何倍も頑張る。

それが当たり前だと思っている反面、こんなの続くのかな・・と常に不安もありました。

でも、どれだけ頑張って承認されても、なんだか満たされない。

仕事以外にも、こんな風に感じていることはありませんか?

「もっと認められたい」
「SNSの“いいね”が気になって仕方がない」
「誰かに評価されないと、自分に価値を感じられない」

どれだけ褒められても、満たされるのは一瞬だけで、またすぐに「もっと…」と求めてしまう。

それはあなたが欲張りだからでも、自己中心的だからでもありません。

むしろ、心の奥に“本当に満たされたいもの”があるというサインなのです。

ここで、有名なマズローの5段階欲求(人が幸せに生きるために必要な“心の土台”を5つの段階で表したもの)についてお話しますね。

マズローの5段階欲求

※この考えは、今でも多くのカウンセリングや心理学で活用されています。

このピラミッドは、
下から(下の欲求が満たされていないと、上の欲求は満たされないと言われています)

  • 生理的欲求(生きるための基本)
  • 安全欲求(安心して安全に暮らす)
  • 所属と愛の欲求(人とつながりたい)
  • 承認欲求(認められたい)
  • 自己実現の欲求(本当の自分を生きたい)

このうち、「承認欲求」は4番目。

でも、実はこの下の「所属と愛の欲求」がちゃんと満たされていないと、どれだけ承認を得ても心は満たされません。

そして、インナーチャイルドと「愛と所属の欲求」には深い関係があります。

小さな頃

  • 本音を言うと怒られた
  • 親の顔色ばかり気にしていた
  • 頑張らないと愛されないと感じていた

そんな経験があると、「私はこのままじゃダメなんだ」「ありのままでは愛されない」と心が学習してしまいます。

そしてそれが、“人とつながる安心感”を感じにくくするのです。

この部分、つまりマズローの3番目の「愛と所属の欲求」が満たされていないまま大人になると、
「もっと認めて」「もっと評価して」と、4番目の承認欲求ばかりが膨らんでしまうのです。

どれだけ頑張って周囲に認められても、欲しい欲求が手に入っても――

心の奥にある「本当は愛されたかった」という傷は、癒されないまま残ってしまうのです。

インナーチャイルドが本当に求めているのは、誰かからの評価や社会的な成功ではなく、自分自身が自分を認めること。

「ありのままでいいんだ」と実感できること。
つまり、「自己一致」した状態です。

インナーチャイルドを整えることで、自分を信じられる感覚=自己一致が育まれていきます。

他人の評価に振り回されずに、自分の軸で生きられるようになる。
それが、インナーチャイルドを癒す本当の力です。

そこで、インナーチャイルドを感じてみたいという方向けに《体験セッション》をご用意しています。

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